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【ちょこっと感想】アンと青春

読み終わったよ📙
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アンと青春 坂木司 (光文社文庫)

 

〈あらすじ的なもの/ほぼ裏表紙の紹介文〉

前作『和菓子のアン』の続編です。

アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めて八ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまづいたり悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。待ちに待ったシリーズ第二弾!

 

ミステリじゃないけどネタバレしますので未読の方はご注意ください⚠

 

空の春告鳥

 アンちゃんと、イケメンなのに中身は乙女な立花さん、お休みの日に中華街デート……じゃなく、一緒に食べ歩き🥟きゃっきゃしていて完全に女友達な、ほんわかする二人😂

 

女子の節句

 アンちゃん、学生時代の友達と三人で京都へ女子旅。歴史上の人と、同じお菓子を今でも食べることができる…ますます和菓子への興味は深まります🍵

 

男子のセック

 デパートでは、前作で問題を起こした洋菓子店が撤退後、新しく焼き菓子のお店『K』が入る事に。『K』の若い男性店員、柏木さんがアンちゃんに懐いてて、おっ、コレはもしかして恋愛的な動きが出てくるんじゃない?とわくわくっ。ちなみにタイトルの“セック”は“節句”ではなく、洋菓子用語で乾きもの菓子、みたいな感じのセック。たとえばクッキーみたいな“フール・セック”とか。

 

甘いお荷物

 イケメン乙女、立花さんの師匠であり和菓子職人である松本さまがご来店時に言った「甘酒屋の荷物」という謎のワード。ストーリー中では最後まで説明される事がなく、謎のままでしたが…。

 

秋の道行き

 立花さん、アンちゃんに手作り和菓子を渡して旅に出る。このお菓子の意味は?何か悩んでいるなら、乙女の友として、助けたい思いのアンちゃん。めんどくさい系泣き虫乙女(立花さん)が、敵(柏木さん)を知り、己を知るというお話?元ヤン同僚の桜井さんが訳知り顔でにやにや笑いながら「梅本さん(アンちゃん)。明けない夜は、ないぜよ」って言ってるの良い(笑)その立場になりたいぜよ。

 

…なんだろ今回は、全体的に、ライバルがあらわれてお友達じゃないキモチを自覚した乙女っていう流れだったと思う!なにこれ、少女漫画みたいじゃない?トキメキしかない🥹

しかしアンちゃんは太め系女子故に、自分は恋愛の対象外で、なんなら容姿で誹謗中傷されてきたことでやや男性恐怖症な訳でして…前途多難な未来が見えます🤔

それからアンちゃんが、菓子以外にも、ただ普通にごはんを食べてるシーンとか、もうめちゃくちゃ美味しそうに描写されとるんでとにかく白飯が食べたい!!ってなるよ🍚🥢ひたすらお腹が空く小説🤣

まだ買ってないけど、自作も読む予定です📖