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【ちょこっと感想】和菓子のアン

読み終わっておりやす📚
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和菓子のアン 坂木司 (光文社文庫)

 

面白かったです!!

あらすじ的なもの

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(うめもと きょうこ/通称アンちゃん)は、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!

(文庫本裏表紙紹介文より)

 

各話タイトル

・和菓子のアン

・一年に一度のデート

・萩と牡丹

・甘露家

・辻占の行方

 

ネタバレ?すると思いますので、未読の方はご注意くださいです⚠

 

何が面白いって、主人公のアンちゃんはすこしぽっちゃり体形なこと以外はごく普通の女のコなのですが、一緒に働いている和菓子店のメンバーが皆、個性的なのです。

椿店長は、ショートヘアの上品な大人の女性なのですが、中身がおっさん。

先輩の立花さんは、職人希望のイケメンなのですが、心が女子な乙女系男子。

同い年の先輩桜井さんは、可愛い顔をした女性なのですが、元ヤン。

職場のお仲間と日常での小さな謎を解いたりする内に、和菓子の名前の由来や、用語に詳しくなります🍵それからデパ地下や和菓子屋さんで、とても和菓子を購入したいキモチに駆られます🤤

本には出てこなかったですが、ものすごくあんこを食べたくなりフィッシュケーキ買いました🐟
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たいやき美味しい😋

 

続編の『アンと青春』、『アンと愛情』も文庫化されています📖

10月には単行本の方ですが『アンと幸福』も発売される様なので、人気シリーズなのがわかりますね!赤毛のアンのタイトルに沿ってるんですね😂

アンちゃんと、見た目イケメンの立花さんが仕事後たまに一緒にお茶するのですが、あくまで職場の仲間としての付き合いで双方に恋愛感情が微塵も無いです…むしろ女子のお茶会☕

今後はお互い気になる相手となっていくのかが気になります…。なんかいつも読んでいるミステリ小説の、連続殺人やら推理やらのお話の中では、普通に育まれる(…かどうかまだわからないけど)恋愛的な要素がないので、わくわくで楽しかったです✨

たまには甘酸っぱい恋愛小説も読んでみたら良さそうって思いました。トキメキとかキュンとか求む。

でも次に買おうとしてるのはまたミステリ物です。

夕木春央さんの『方舟』を読もうと考えております。

こちらの作者さんの本も読んだことがないので、未知な世界に飛びこむ所存。