今の職場でいちばん遅くまで残業したので(…って言っても前の会社の残業時間と同じ位)、久々にめっちゃ疲れたしブログ書く時間なくなる😞
読み終わりました📖
霧越邸殺人事件(下)〈完全改訂版〉 綾辻行人
(上)の感想的なものはコチラ📝
厳密に言うと、まだ『解説』と『特別インタヴュー──霧越邸秘話』を読んでいませんので、完全に読み終わってはいないのですが、またこれから読みます📚
今回は犯人を当てようとする以前に、犯人が自分で犯人しか知り得ない情報を喋っちゃってる部分に気付きまして、高みの見物でした😂
けれども、ミステリ小説の醍醐味は犯人当てだけではないので、作者の綾辻さんもきっとそこはわかっても構わないという前提で書かれているのだと思います🖊
犯人がわかったところで何故、とか、どうやって、とか🤔解けない謎はたくさん提示されており、それを追いかけていくのが楽しかったです。
猛吹雪で助けを求めてきた劇団員達+医者の総勢9名と、まるで彼らが訪れるのをわかっていたかのように、椅子が9つ、部屋が9室空いている状態であった霧越邸(本来はどちらも10ずつ)。
その不思議な屋敷内で、北原白秋の「雨」に見立てた連続殺人事件が起こる。
「私」こと鈴藤(りんどう)は、友人である劇団主宰・演出家の槍中(やりなか)=探偵役と、霧越邸という館のもつおよそ常識の範疇をこえる予兆めいた現象に疑いを差し挟む余地なく、それを受け入れながら事件を推理していく。
館が見せる予兆とは──館内の随所に、偶然訪問した筈の彼らの名前が見つかったり、次の被害者が誰なのかを暗示するような出来事が起こる。
しかし殺人事件そのものは人が意図して起こすものなので、館の超常現象とは関係なく論理的に考え推理する事が出来る様になっている。
館の不思議さはあくまで幻想的な要素として付加されており、ミステリの本質を邪魔されずに独特の雰囲気を出していて良きです。
小説の冒頭にあった
“──もう一人の中村青司氏に捧ぐ──”
というのは、どうやら奥さんの小野不由美さんの事の様です。
小野不由美さんのサムライトルーパー同人誌時代のペンネームが“中村青司”な模様。
しかも小説ではなく絵描きさんだったとかもう才能が大渋滞してる😳
駄目だ…眠すぎてあんまりあらすじや感想書けませんでした、おやすみなさい😪