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【ちょこっと感想】ソロキャン!

読み終わりました📘
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ソロキャン!秋川滝美(朝日文庫)📚

『居酒屋ぼったくり』『ひとり旅日和』の著者によるソロキャンプの楽しみ方(ぱんぶたは全て未読です)。

 

〈あらすじ的なもの〉

仕事のストレスが日々溜まっていく千晶。子供の頃から頻繁にキャンプを楽しんできたが、近年はめっきり足が遠のいていた。ストレス解消と癒しを求めて久々にキャンプを始めることにしたが……。絶品料理とひとりの時間を存分に楽しむ、本格ソロキャンプ小説。

【目次】
第一話 そのはじまり
第二話 まずは日帰りで
第三話 取り戻した楽しみ
第四話 やぶれかぶれキャンプ
第五話 焚き火呑みの夜

 

〈感想的なもの〉

…正直に言えば自分はあまり楽しく読めなかったかも。何でかっていうと、単純に自分が読みたい方向性が漫画の『ゆるキャン△』小説版みたいなカンジだったのかな…?って後から気付きました😂

なので特に先入観なく手に取れば面白く読める本だと思います。続編の『ソロキャン!2』も出ていますし、人気がある様です📖

 

ソロキャンなだけあって、ずっと主人公の榊原千晶(29歳)の頭の中の声をひたすら聞いている様なお話になります。孤独のグルメ的な?

職場の人間関係や、家族とのやりとり等もすこしはありますが…基本、お店で道具を揃えたり、キャンプ中は誰とも話をすることがないので、そうなりますがね🏕

主人公の千晶は焚き火をこよなく愛するタイプのキャンパーさんなのですが、自分としてはもっと焚き火とキャンプ飯以外にも例えば自然の景色や音、空気の温度や匂い等、五感で追体験出来るようなアウトドアの没入感が欲しかったかもです。せっかくソロなので…🏕でも、キャンプに何を求めるかは人によって違いますしね。

最後のエピソードで出てきた、キャンプ場で出会った女子高生は次作でも出てきそうな予感🤔

他のモブの皆さんも各話でもっと絡みがあっても良かったかな。

千晶がキャンプのベテランすぎて、会社でもストレスはあるものの仕事ぶりはそつがなく、どこをとっても心配がなさすぎたので、読者的にはもうちょっとハラハラな展開があっても良かったように思えました。

とはいえ、ゴハンは真似したいカンジのものがあって、キャンプをしなくてもお家で作ってみたくなります🍳

 

次はまた、『和菓子のアン』シリーズの続きを読む予定です🍵