まずは読書前に文庫本表紙を見て、そういえばドラマ化していた気がするけれど本当に放送されていたのか、とテレビ番組に疎い私は思ったのでした。(しかも第2シーズンて書いてありますがね)
探偵の役回りをする臨床犯罪学者、火村英生役が斎藤工さん。
そしてその助手的な立場の推理作家、有栖川有栖役が窪田正孝さん。
なるほど、納得なキャスティングです!
ドラマはどんな感じだったのでしょうね?
ぱんぶたは、警察から度々事件現場に呼ばれる火村英生(ひむらひでお)助教授が、考え事をしている時の癖で無意識に下唇を指でなぞる仕草をするのが大好物です🤤なにそれイケメンにしか許されんポーズじゃろが。
あと活字じゃないとわからないけど、火村だけが有栖川有栖(ありすがわありす)を片仮名で「アリス」呼びするのもなんか好き。えっどうでもいい?
ネタバレ有りの感想的なもの。
国名シリーズ第8弾です📚
収録されているのは下記4つの短編です。
・助教授の身代金
・ABCキラー
・推理合戦
・モロッコ水晶の謎
■助教授の身代金
いまは助教授ではなく准教授っていう呼び方になっているんですね…っていうか、タイトルだけ見たら皆が火村助教授が誘拐されたのかと思いますよね!(そんな訳ない)
火村助教授ではない助教授が誘拐され、妻に身代金が要求される。しかし受け渡しに失敗。死体が発見されるが、実は誘拐の電話よりも前に既に殺されていたことが判明し──。
■ABCキラー
世間を騒がせる連続殺人鬼のニュース。
なんか謎解き好きそうな新聞記者因幡がアリスにちょっかい出してきて、因幡の意味深な仮説に振り回されて話が膨らんでしまっているのですが、どうやら後の作品にも彼は登場してくる模様。
一体いつから───犯人は1人だと、錯覚していた?
■推理合戦
ものすごく短いページ数ですが、いちばん面白かったです!!
街を歩いていただけで、朝井さんの連載中の小説の犯人が先にわかってしまう、という話。
■モロッコ水晶の謎
場所は、おかかえ占い師のいる社長のホームパーティー。社長の娘の恋人が突然死する。原因は彼が飲んだ毒入りジュース。
占い師は殺人犯を事前に占えなかったが──🔮
誰もが占いは“当たるも八卦当たらぬも八卦”と思っている事を逆手にとった考えで推理され、身内ばかりの中で起こった事件ではあるものの、物語の終わり方が詩的な表現で、そう繋がるのかと良かったです📖
今日も…毎日、熱中症警戒アラートばかり表示されてツライですね😞
私は先日、熱中症になりかけて吐きました😰
体調には気をつけましょうね。