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雨がふります 雨がふる

 

読み始めました📖
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霧越邸殺人事件(上)〈完全改訂版〉 綾辻行人

 

きりごえていさつじんじけん。

文庫本のはじめに屋敷の平面図が付いているけれど、館シリーズではない模様。

でも冒頭に、

“──もう一人の中村青司氏に捧ぐ──”

って書いてあったのですが、どういう事です?

 

1986年。

劇団「暗色天幕(あんしょくてんと)」メンバーは、信州を訪れた際、降り出した雪の中を道に迷い、辿り着いた山深くに建つ洋館へ助けを求める。

そこには同じ様にして彼らより前に屋敷を訪れていた医者がおり、吹雪がおさまり下山出来るまで軒を借りる事になったのだが──。

魅力的な洋館と、天候のせいで電話が使えなくなったり、そこで殺人事件が起こってしまったりと、もう好きなパターン(クローズド・サークル)きまくっています😂吹雪の山荘ものです❄

 

まだ読み終わっていないのですが、ネタバレするかもなのでご注意ください⚠

なんか、現時点ではお世話になっている屋敷の皆さんの冷遇さに、劇団員+医者がずっと不満を感じているのですが…私には逆に彼等の方が厚かましく感じられてならないのですが😅

ホテルではないのに各々個室をあてがってもらい、きちんとした食事まで用意されて、屋敷の主人からの挨拶が無いとしても何の文句も言えない立場だと思うのですが…。

招かれざる客であるのにも関わらず、邸内を勝手に歩き回ったりしますし。

何だろう、この感覚の違いは時代の違いのせいですかね🤔

 

ブログタイトルは、北原白秋の「雨」より。

雨がふります 雨がふる

遊びにゆきたし 傘はなし

紅緒の木履も緒がきれた

 

この詞が物語にかかわってくるのですが、私はこの童謡を知らなかったです。

下巻も読んだらまた、あらすじなり感想なり書くかも知れません📝