読み終わっちゃった🥹
和菓子のアン📚シリーズ第3弾です!
・甘い世界
・こころの行方
・あまいうまい
・透明不透明
・かたくなな
あとがき
・冬を告げる
・豆大福
感想的なもの(ネタバレすると思いますので未読の方はご注意ください⚠)
■甘い世界
主人公アンちゃんの勤めるデパ地下の和菓子店『みつ屋』に外国人のお客様が訪れ、あるお菓子を探しているという。英語で説明される“宇宙”な和菓子とは?
■こころの行方
催事への出店で、他店から応援にきた女の子、桐生(きりゅう)さん。同い年なのに、とてもテキパキと仕事の出来る彼女とゆっくりな自分を比較して、落ち込んでしまうアンちゃん。でも桐生さんとアンちゃん、それぞれに至らないところと良いところ、両方あるんだよって周りの先輩達がそっと気付かせてくれる優しい世界。
■あまいうまい
アンちゃん、学生時代の友人達と金沢旅行へ。金沢は訪れた事ないので、とても行ってみたいキモチになります!
■透明不透明
わらび餅の話だと思っていたら、寒天の話からゼリーの話へとどんどん変化していき、『みつ屋』に来店した男性客がお菓子を渡したい「あいつ」は、“気になる女性”なのだと思っていたら、“気になる同性”だったという、情報量多めなお話。“気になっている”という気持ちは友情なのか恋愛なのか。
■かたくなな
椿店長が、銀座に出すみつ屋の旗艦店店長として栄転、デパートを去る事に…。いつまでも変わらずにいたいけれど、出会いがあれば別れもあるものですね。アンちゃんと椿店長のやりとりがもう見れなくなってしまうのかと思うととても寂しいです。
それからアンちゃんではない誰かさんの口から、うっかり愛の告白まがいの言葉が…!いや、友情の様です。
あとがきの後の短い2篇は、イベントやキャンペーンの際の書下ろしですと。
今回はアンちゃんが成人式を迎えるため、着物を着る話もかわいかったし、一緒に美味しいものを食べに行ってにこにこ笑っている立花さんを見たアンちゃんが、“ああ、いいな。好きだな。”ってふと思って自分でビックリしてみたり、楽しいがてんこもりでした📖
でもまだ恋愛的な気持ちは芽生えていないっていうね…生あたたかい目で見守りたい所存😂
前回だったかな?シリーズ第四弾『アンと幸福』が10月発売ってオビに書いてあったと言ってたんですけど、あれね2023年10月の話だったんだわ…つまりもう四六判文芸書として発売されているってこと。
えっ…どうしよう今まで文庫で揃えていたのに……でも続き気になるし読みたいし………悩みます。
あと毎回言ってるけどめちゃくちゃ和菓子食べたくなっていろんな和菓子店を見に行ってます🤣