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食べ歩き多め体重マシマシ

西洋館


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大正時代に造られた西洋館の画像をご紹介しつつ、読み終えた暗黒館の殺人3/4冊目の感想をこれまでとは急激に方向性を変え、熱い腐女子目線で書き綴ってまいりたいと思います🖊

この変態ぱんぶたに、どうか全集中でついてきてほしい!昨夜は鬼滅の刃遊郭編みてました📺

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尚、こちらの館内は撮影可能(フラッシュ撮影は禁止🚫)となっております📷

 

人物紹介

浦登 玄児(うらど げんじ) 黒シャツに黒いカーディガンと全身黒ずくめな出で立ちの浦登家跡取り。医学部卒業後文学部へ入り直した大学生。27歳。

中也(ちゅうや)君 同大学、工学部建築科の1年生。目が大きく“中原中也”に似ている事から中也君と呼ばれる。19歳。


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第十七章 追憶の炎

いろいろあって泥沼で気を失ってしまった中也君。

目覚めるとそこは玄児さんの寝室で、上半身裸の状態に毛布をかけて寝かされており、ちょうど玄児さんが中也君の腕から注射針を引き抜いたところであった…💉

訊けば玄児さんが自分で自分に注射針をさして、自身の血を抜き中也君の血管に入れたという──。

待って!誰がどう見ても輸血の必要をまったく感じない場面なのですが‼…むしろ我が腐女子の血が騒ぐのですがー!

その後さらなる追撃として、横になった中也君の寝乱れた横髪に玄児さんが中指の先を絡ませたかと思うと、つーっと動かしてそのまま頬をゆっくり撫で下ろすというイケメン仕草(悶)

えっ…。普通友人にそんな事しますか?するんですか?どうなんですか?普通がわからない…!!(混乱)

 

第十八章 暴虐の残像

着替えに玄児さんのパジャマとカーディガンを借りる中也君。

(中也)“中背の私にはちょっと大きすぎるが”…って───待って!コレは!彼シャツならぬ彼パジャマじゃないですか!?恋愛モノでは定番の萌えシチュなのですが──そんなことある?あるんですか?どうなんですか?どうなんだろう???(困惑)あーもーとにかくかわいい(萌)

 

第十九章 抜け穴の問題

仲良く隠し扉の検証をしてみる二人。通路をくぐり抜けた際、手に負傷している中也君が玄児さんの胸に寄りかかるところがあってスキンシップ多めなんですけど、もうどんどんいこう!!触れ合いも友情の延長線上だから!!生暖かい目でもっともっと二人を見守っていきたい!!


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第五部

第二十章 消失の夜

時は遡り、十八年前に起こった殺人事件へ。玄児少年の失われた過去を追体験


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第二十一章 妄執の系譜

遂に玄児さんの口から、宴での食事がいったい何であったのかが語られる───やっぱりカニバリズムだったあああああ知ってた!!!

ここにきて中也君は既に感覚が麻痺しており、感情的に打ちのめされてはいるものの拒絶反応はない模様………。

〈食堂〉
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第二十ニ章 暗黒の眷属

玄児さんが中也君の前まで歩み寄ってひざまずき、中也君の膝の上に置かれた右手の甲に、そっと両掌を重ねる、っていう玄児さんのイケメン仕草2回目。

乱れやまぬ心の中也君──ぱんぶたの心の中も乱されまくっているのですが、どうしたら…。落ち着け。


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間奏曲 五

絶対に違うと思うのですが、もしかしたら江南君が車の事故を起こした時に首藤利吉を殺してしまった?とか、江南君の母親が病床の苦痛から解き放たれたいと思う気持ちに江南君が寄り添ってしまい、同じ苦しみをもつ者を楽にしてあげようと手をくだして…と思わせようとしているのか、実際どうなのかよくわからなくなってきて震えるぱんぶた。

しかしながら江南君=犯人という図式の匂わせを感じるのでコレはやはり違うなと判断…但し自信はない。

〈和室〉
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第二十三章 無明の夜明け

玄児「──省略──たとえ十年でもたとえ百年でも、中也君、俺は君を……」

──心臓の鼓動が異様に速くなり、手の傷の痛みが不意に強さを増す中也君。ぱんぶたの心臓もドキンコ、ドキンコ……。

 

第二十四章 分裂の明暗

美しき双子姉妹を信じがたい悲劇が襲う!(裏表紙紹介文そのまま)

 

全然内容に触れてないんだけどそんな事はどうでも良いのです!もう玄児さんと中也君の友情以上恋愛未満?なこの関係に荒ぶるぱんぶたの取り乱したキモチをとにかく吐き出したかったんだわ!

あと綾辻行人さんによって書かれる文章が美しいので尊いってなったよっていう話。

けれど男性読者さんやノンケの方はどう見ているのか…なんとも思わず謎解きに没頭出来るのですか?この二人ちょっとあやしいが…ってならんのですか?曇りなき眼で見定め、決める、なのですか?(アシタカ)

 

合間に差しはさんだ画像は旧石川組製糸西洋館です🏚暗黒館は建物の外側も内装も真っ黒なのですが、黒くないこちらの館も部屋のカンジがとても合っていて物語にピッタリだなと思いました。

さて遂に次の4冊目で完結なのですがまたいずれ感想的なものを書きたいと思います📝