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【ちょこっと感想】時計館の殺人


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時計館の殺人 綾辻行人

 

上下巻共に読み終わりました~!📚

ので、感想書きます、〈警告〉ネタバレするからご注意ください⚠

 

面白かったです、2冊もあるのに過去イチであっという間に読めました📘

十角館の殺人の次に好きな作品になりました✨

 

今回の館は鎌倉に建てられた、ちゃんとした中村青司の建築(笑)で、館内に時計が108個もコレクションされている半地下の〈旧館〉と、後に追加された時計塔のある〈新館〉が繋がっているかなり大きな建物です🕍

 

あらすじ的なもの。

館のある森に幽霊が出るという噂の時計館で、雑誌『CHAOS(ケイオス)』の企画による降霊会が開かれる事になり、編集者とカメラマン・女性霊能者・大学の超常現象研究会メンバーが旧館に集められる。

 

彼らは3日間、旧館にこもり降霊会を行う予定でいたのだが──館の鍵を持った霊能者が突如行方不明となり、結果閉じ込められた状態になってしまう。

水と食料は持ち込んであるため、3日後の約束の時間になっても誰も出てこない事に館の管理責任者が気付くまで、そのまま過ごすだけのはずであったが───。

みたいなかんじで、殺人事件がはーじまーるよー!!

 

探偵役の島田潔こと鹿谷門実(ししやかどみ)氏は、新米編集者の江南君(かわみなみ君─だが、島田さんは「こなん君」と呼ぶ─)から企画について事前に聞かされており、中村青司の設計であることで興味のある時計館に後からやって来るのですが、新館の方に滞在しています。

ので、時を同じくして旧館内で起こっている連続殺人事件の当事者ではないのですが、過去に遡った館の住人達の人間関係や歴史を探り、時計館の先代当主の残した遺言や詩について解明していく事になります。

 

旧館にはだいぶ大人数で滞在していて、今回何人が生き残れるのか…と思ったら、生存者は唯一、江南君だけだったでござる…!

さらには江南君も無傷ではないですし!

鹿谷さんに発見してもらい、助かったとわかった時に泣いてしまった江南君の描写を読んで思わず、『え……かわいい…』とぱんぶたのかわいいもの好きセンサーがうっかり発動してしまい、不意にこの展開で萌えている自分に自分で驚いているところですよまったくどうなってんだ!?好き‼

 

そんな訳でまた鹿谷さんと江南君が一緒に登場しないかな?好き!!などど思いながら、書店で館シリーズ6作目『黒猫館の殺人』の登場人物紹介ページをそっとめくって確認してみた📖

2人のお名前が並んでいました✨

やったねぱんぶた😆速攻買いました👛

しかも今度の館は北海道みたい❄

わくわくっ❤