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借りぐらしのアリエッティ

先週ですけども、映画観てきました!
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これから観にいかれるご予定の方は、楽しみが減っちゃうかも知れないので、この記事はスルーしてね。



原作は舞台がイギリスの田舎ですが、映画の設定は現代日本の東京の郊外。

なので、借りぐらしの小人が住んでいるお家も、当然日本人のお家です。

ですがこのお家、洋風な感じの、かつて裕福な人が建てたと思われる、古くてもとても素敵なお屋敷。

おばあさんと、使用人のハルさんが暮らしています。

ここに12才の少年、『翔』がやってきて、1週間滞在することになります。


借りぐらしの小人は人間に見られてはいけません。

しかし翔(しょう)が、庭先でアリエッティの姿を目撃してしまいます。

人間に見られた小人は、ただちに引っ越さなくてはなりません。

何故なら人間は、自分の部屋のどこかにいる小さな人を気味悪がったり、ネズミなどのように駆除しようとしたり、捕まえて飼ったり見世物にしようとするものだからです。

この辺の説明が劇中一切無いので、

 「何故見られてはいけないのか?」

とギモンに思う人がいるらしい…。

想像力を働かせれば解ることと思うのですが、残念なことです。



今回の映画は、原作の1冊目までの物語なので、主要な登場人物は小人の家族(お父さん、お母さん、アリエッティ)と、この家の人間(おばあさん、ハルさん、翔)以外に出てきません。

場所も家の床下、1階、2階、庭先…までという、とても限られた狭い空間。

ストーリーも、核となるのは翔とアリエッティの交流くらいなものなので、他のジブリ作品に比べると随分と単調に感じられてしまうかも知れません。

言えることは、期待して観に行っちゃダメだよ、っていう事です(笑)

終わり方も唐突という感じで、ここで終わりなの?という印象になると思います。

なんか起承転結の「転」無かったよね?みたいな感覚だと思う。

それなので、派手さのまったくないこの映画での楽しむべきポイントは、

・ 美しい景色。

・ セシル・コルベルの、ケルト音楽っぽい主題歌。

・ 借りぐらしの小人のミクロな生活っぷり。

・ かわいい虫たち。

・ 翔のクサい台詞(笑)

以上の5点ですかね…w

キャラクター達は、まったく個性らしい個性がないので(※他ジブリ作品もそうですが…いたって普通の人々)、ストーリーも薄味だと、満足感に欠けてしまうのはいた仕方ない、という話です。

せめてキャラが強烈であれば…ムスカ的な(笑)

そういう訳でめずらしくPのレポ遅くなりました~。

まあでも、原作読んでいたので、Pは楽しく観てきましたよ~!

えっ、スピラー?

…うん。(諦)


次回予告 : 映画『インセプション』レポート☆