先日のワンコイン(500円)ランチ🍚
チキンカツ🐔
ジョリーテーブル🍽
平日のみ営業、お味噌汁無料期間が終了し、50円になっていました。
コーヒーは相変わらず100円で飲み放題、コンビニと同じ飲み口のついたフタまでどうぞお持ち帰りくださいと言わんばかりに置いてあるので、おかわりしてテイクアウトしました☕
美味しかったです、ごちそうさまでした😋
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今日の1冊📖
11文字の檻 青崎有吾
書店の新刊コーナーにあったものを手に取りました📘
ぱんぶた、あまり活字の本を読まないので、こちらの作者の本も当然未読、今回が初となります。
先日の綾辻行人さんの十角館の殺人があまりにも面白かったので、軽率にまた何か読もうってなりました。
短編集ならどこにでも文庫本を持ち歩いて気軽に読めるかなって思いましたが、実際に読んでみるとそれぞれのお話がすぐに終わりすぎて、我には短編は向かないかも…ってなり、しばらく積読(つんどく)になっていました😅
そんな訳で先日、やっと読み終えましたよ。
様々な雑誌に掲載されていた短編がひとつにまとめられた本になるので、それぞれのお話に関連性はありません。
本の最後に著者による各話解説が入っているので、ひとつひとつ読み終える度に解説を読むというのがわかりやすいです。
正直最後の『11文字の檻』以外はあまり…だったのですが、その本のタイトルにもなっている『11文字の檻』がとても良かったので！
最後のお話だけでも読んで欲しいキモチ！
〈収録作品〉
・加速してゆく
・噤ヶ森(つぐみがもり)の硝子屋敷
・前髪は空を向いている
・your name
・飽くまで
・クレープまでは終わらせない
・恋澤姉妹
・11文字の檻
ネタバレありな感想的なもの。
■加速してゆく
ある有名なTVドラマ作品を観ていないと判らない内容。ぱんぶたの様な世間知らずでもギリ判ったけれど、自信がなかったので念のためドラマのあらすじ検索しました。普通の人ならすぐわかる。
■噤ヶ森の硝子屋敷
謎の組織「仲介屋」の人物が、現場に居なかったクセ強めな謎の探偵を呼び出して謎の難解事件をサクッと解決するお話。謎の登場人物達がアニメに出来そう。
■前髪は空を向いている
谷川ニコ著『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！』通称『わたモテ』の小説アンソロジー用公式二次創作。
漫画はアニメ化もされている模様。
原作未読な人やぱんぶたには、キャラ名が多すぎてわけ解らなくなるので、いろんな人物名はスルーでOK。
岡田茜、根元陽菜、吉田だけ必修科目。
■your name
典型的な叙情トリック。
■飽くまで
変わった嗜好を持つ男の話。
■クレープまでは終わらせない
ガンダム。
■恋澤姉妹
百合作品。
(※百合とは…女性同士の恋愛。先に男性同士の恋愛を指す『薔薇』という用語があり、後に派生したもの。)
■11文字の檻
書き下ろし。
とても面白かったです！
架空の日本的な国、東土(とうど)政府がどこかと戦争をしている世界線。
主人公の縋田(すがた)は官能小説を書いていたが、思想犯として捕まり収容所に入れられる。
その施設は、ある11文字のパスワードを当てれば誰でも出所する事が可能だという。
ただしパスワードを答えられるのは1日に1回だけ。
受刑者はすべて2人1部屋で収容されており、同室の飛田(とびた)と縋田は、来る日も来る日もひたすらパスワードを考え続ける──。
といったカンジのストーリーです。
漢字とひらがなを含めた文字は途方もない数の組み合わせになり、永遠に施設から出られないのでは─？と絶望するも、過去に1人だけ答えを当てた者がいるという。
完全にネタバレになるのですが、私には仮に正解がわかっても出られない───!!となりました。
何故なら、一字一句間違えてはならないそのパスワードは、私が記憶しているものとは異なっているからです。
そしておそらく、いや断言出来ますが、私の他にも回答がわかっても間違えるだろう人がいる筈です。
どういうことかと言えば、正解の中の一文字に『人』が入っているのですが、自分の記憶ではその一文字は『者』なのです。
どうやら最近の学校では、『人』で授業を受けている模様。
なるほど、平成のエラリー・クイーンは間違えないかも知れませんが、昭和のぱんぶたには無理ですわ。
パスワード🔑
『おごれる人も久しからず』
正解がわかっても楽しめるので敢えて書きました。
是非とも読んで欲しいです!!
