ノッキンオン・ロックドドア 青崎有吾
読み終わりました📕
なにしろ、水車館は時が1985年なので携帯も無いですし、洋館めいた場所でクローズド・サークルという状況。
なのですが、ノッキンオン・ロックドドア🚪は探偵がスマホで検索をしたり、殺人事件現場で聞き込みの相手がユニクロを着用していたりするので、急に親近感(笑)
ちなみに探偵は2人いるのですが、内1人が銃弾の入射角について「国名シリーズ読んでないのか?」と言っていたのを、てっきり有栖川有栖さんの方かと思ったら、ぱんぶたが未読のエラリー・クイーンの方でした🤣
〈いつも出てくる登場人物〉
※主人公は探偵2人。共同事務所で担当分野を分けて担当している。
・御殿場 倒理(ごてんば とうり)
「不可能」専門探偵。くるくる巻き毛で目つきの鋭い悪魔的な風貌の男。夏でも黒のタートルネックを着用している。
・片無 氷雨(かたなし ひさめ)
「不可解」専門探偵。眼鏡にスーツ着用の無個性な容姿の中で唯一印象的なくっきりした目(御殿場倒理による説明)の男。
・薬師寺 薬子(やくしじ くすりこ)
2人の探偵が共同経営する事務所「ノッキンオン・ロックドドア」でバイトする女子高校生。
お仕事はほぼ家事。
・穿地 決(うがち きまり)警部補
警視庁刑事部捜査第一課所属。ノンフレームの眼鏡、目の下に泣きぼくろが一つ、斜め分けショートヘアでパンツスーツスタイルな女性。
クールな印象とは対照的に現場ではいつも何かしらの駄菓子を持ち込んで常に口にしている。
もぐもぐタイム長め。
・糸切 御影(いとぎり みかげ)
御殿場、片無、穿地と大学で同じゼミだったが、現在は、犯罪者側のトリックを生み出す謎の男。
まず名前がアニメみたいなネーミングなのでおぼえやすくて助かります!
キャラがたってるので本当にアニメに出来そう。
火村英生シリーズみたいに短編が続いているのですが、同じメンバーが顔を揃えるので読みやすかったです📖
それから最後の書き下ろしが、ほんのり腐女子向けな気がします…!
大学同ゼミ4人の人間関係の謎?がきちんと解明されていないため、おそらく『ノッキンオン・ロックドドア2』の方で描かれているのだろうと思います。
面白かったのですが、でもやっぱり長編の方が自分に向いていると改めて思ったので次を読むかどうか迷い中…😂