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食べ歩き多め体重マシマシ

へうげもの

ゼロくんおすすめの漫画です。

へうげもの』と書いて、『ひょうげもの』と読むらしい。

講談社山田芳裕著。

ゼロくんに結構昔に借りたものの、絵柄の受け入れ難さに
しばらく放置…(自分で貸して~って言っといてソレ!?)して
ましたが、やっと手をつけました。

…正直な感想を言えば、そ、そんなに面白くなかったYO?

てか、ゼロくん渋いYO!!(笑)

たぶん絵が好みでないっていうのも結構、影響してたりする
のかも知れませんが、登場人物オジサンばかりでキャラの
顔の見分けがつきにくく、読むのに苦労したのが敗因かも?

ん~オジサンばかりの世界はムサイ。

それでも後半はだんだん慣れてきましたが~。

歴史モノなので、日本史に出てくる有名な方々がたくさん
登場されますが、主人公が茶器に固執した男であるが故に
戦よりも文化寄りな視点からストーリーが書かれています
…が、一言でいえばちょっと特殊なギャグマンガ

なんというか物欲は人間を動かし、歴史をも動かす!?みたい
な。

織田信長に仕える主人公、古田は武としての出世欲が強い
のですが、それは実は仮の姿。
本当は名物と呼ばれる茶器に夢中な、茶器ヲタクで、茶器
のために仕事を頑張り、茶器のためにお金を稼ごうとする、
まさに『茶器命』な、世界の中心が茶器でまわっている人物。

独特の価値観を持っており、ひとたび良い茶器に出会うと、
『はにゃあ』などと訳のわからない表現を繰り出す変な人。

そんな彼が、名物茶器欲しさに、ものスゴイ黒い顔で笑い、
茶器を手に入れるためには難しい交渉をこなしたり、堂々と
主君に裏切りをかましてみたり、盗んでみたり…一応主人公
なのに…(笑)
いつの世もヲタクパワーは強烈だ(笑)

とにかく古田がブラックな顔でニタリと笑うのが、悪役の親玉
にしか見えません…。(そこが面白い)
たまにカッコイイこともしてくれます。

しかし、いかんせんPさん、可愛い女のコが出てこないのが、
辛かったとです。
逆に、女のコばかりでも駄目なんですが(らき☆すた)…。

やっぱり男女ともにキャラクターが揃っているものがいいね!


そんな訳で昨日は肩こりダウンさ。