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【ちょこっと感想】Another

Another(下) 綾辻行人
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読み終わりました📖

 

いや〜このお話は多分アニメ作品として観るより、小説で読んだ方が絶対に面白いと思います、アニメは観てないんですけど断言できます📺

 

躊躇なくネタバレするような事を書くので、未読の方はご注意ください⚠

既読の方と、今後読む予定が無くストーリーを知っても問題無い方向けです😂

 

上巻のあらすじ的なものはコチラ📝

以下、だいたい重複する内容を書くので、↑の上巻の紹介を読まなくても大丈夫なのですが。

 

呪いのはじまり

26年前の夜見山北中学校、三年三組。

クラスの誰からも好かれていた一人の生徒(ミサキ)が突然亡くなってしまう。

クラスメイト達は、急にいなくなってしまったその生徒の死を受け入れられず、その後もまるでその生徒がそこにいるかの様にふるまい続け、教師も加わり皆で卒業するまでずっとそれは続けられた。

卒業式後。クラス全員で集合写真を撮影するとそこには、いるはずのないその生徒が一緒に写り込んでいたという──。

 

ある年とない年

その後、クラスの人数がいつの間にか一人増えた年には、必ず三年三組の関係者が毎月複数人、死にいたる現象が起こる。クラスに誰かわからない一人が増えた年は、呪いが「ある年」。

 

「ある年」には、キャラクター達がただ日常生活を普通に送っているだけで、なんの脈絡もなく理不尽に事故や事件に遭い次々と死んでいく。

その容赦の無さから他作品においてキャラクターが死亡フラグ回避時「Anotherなら死んでた」と揶揄される言葉がネット上で生まれた…らしい🤣

 

主人公は元担任やOBからの話で、一度だけ呪いが途中で止まった年があったという事実をつきとめ、友人達と一緒にその理由を探ろうとする。

 

本来居ないはずの、クラスに紛れこんだ一人である「死者」が誰なのかは、卒業するまで死者本人でさえもわからないのですが、その「死者」が死ぬ事によりその年の呪いの現象が止まる事が判明し──果たして三年三組の「死者」は誰なのか?

 

犯人は誰か、みたいなミステリっぽさのあるホラー作品でした。いったい「死者」は眼帯の少女見崎(ミサキ)なのか、主人公の友人なのか、まさかの主人公自身なのか、考えながら話にどんどん惹き込まれていきます。

 

あと主人公の見崎に向けてる感情はやっぱり恋愛ぽかったけど全然ラブな展開にならなくてそこが良い。

 

結末まで書こうかなと思ったけどやっぱり思いとどまり、ここまで。

続編?がこれまた上下巻で出ている様なので、いずれそちらも読むかも知れません🤔