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食べ歩き多め体重マシマシ

『3月のライオン』⑤、読みました☆

羽海野チカ先生は、いつもPの思い通りにならない展開をもってこられます…!

あっ!ネタバレ注意報~ッ!

まだ読んでいなかったら、ココ読まないでね、ゼッタイお願いします~。



あんなに明るくて、元気だった川本家の次女の(中学生)ひなたちゃんが、イジメにあった友人をかばった事で、今度は自分がイジメの対象となってしまう、その展開にビックリしてしまった…。

繊細だけど、でも正義感が強くて、周りに上手く合わせて生きられない。

不器用で、でもとても真面目で、必死に生きている登場人物達。

そんなキャラクター達の一生懸命さが、いつも読んでいて好きです。

それで、簡単に恋愛にもならないところが、またもどかしくて目が離せない…。


学校で靴を隠されて帰宅したひなた。

泣いているところを妹に見せまいとして、夜になった外へ飛び出していってしまう。

その後を追っていく、桐山零(高校生・プロ棋士でメガネ男子←重要)。

まったく違う人生を過ごしてきた二人なのに、ひなたの言葉が、零の心の中に、思わぬ救いをもたらす…。


それでね。


川沿いのベンチに座って、泣いているひなた。

 零 「ひなちゃん ありがとう」 「君は ぼくの 恩人だ」

零、ひなたの手をそっと取る。

 零 「約束する 僕がついてる」

 ひなた 「……れいちゃん?」

 零 「一生かかってでも僕は 君に 恩を返すよ」


って、真剣な表情で、ひざまづいて言うわけですよ!!(萌ー!!!)

はっ。

そうじゃなくて。

違うんよ、ソコは『恩人』じゃなくて、そこからどうにか恋愛にもっていって欲しかったのにィ~!

そういう展開になっちゃうんですね~!?わかります!!

しかし惜しかったなぁ…(涙)

という、思い通りにならないもどかしさな訳です。

まあ、零にも、ひなたにも、他に思いを寄せる相手がいたりする訳ですが…。

はう~…!


先日とある書店で、羽海野チカ先生の原画を目にする事が出来ました。
977a528d.jpeg









美しかった…!!

コミックスだと、トーン使いとか荒々しく感じていたんですけど(笑)

男らしいというか(笑)

やっつけ仕事的にバシバシとトーンを貼っているという印象を、勝手なイメージで持っていたのですが、完全に払拭されました。

とにかくキレイな原画でしたヨ…!!!

ずっと眺めていたかった~~。




※先日の記事について※
たくさんのメールを個人的にいただきました。

皆様、祝福してくださり、本当にありがとうございます。

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。