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【ちょこっと感想】オリエント急行の殺人

オリエント急行の殺人 アガサ・クリスティー (山本やよい訳)早川書房
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読み終わりました📖

 

面白かったです😃

大雪で閉ざされ動けなくなってしまった無限列車…ではなく、豪華列車オリエント急行の車内で殺人事件が起こり、名探偵エルキュール・ポアロが推理する、というお話。

 

乗客に様々な国籍の人物がいて、人数も多くて、こりゃなかなか憶えるのがひと苦労だ…と思いましたが、事件後ポアロが一人ひとりから事情聴取するというわかりやすい構成だったので何とかなりました😌

ちょいちょいイギリス人に対する偏見出てきて、このディスリ…「翔んでイギリス」つくれそうだなと思いました😂余談ですがぱんぶた、〜琵琶湖より愛をこめて〜の方はまだ観れていません🎥

登場人物達がいろんな言語で会話するので、その事で何かありそうだなって思って、実際に何かあったのかどうかは是非読んでみてくださいです。

読後はとにかく「ムッシュ」って言いたくなります(笑)本文中にやたらとムッシュー・ポアロ、とか、ムッシュー・ブークとか呼ぶ場面が出てくるので、もうムッシュー祭りなわけですよ🤣

 

小説は1933年に書かれたものなのですが、ポアロの型破りな推理とか、事件の犯人とか、示された二つの解決策とか、いろいろと今読んでいても新しさを感じました。

物語も良かったのですが、食堂車で乗り合わせた見知らぬ者同士が滞在中に会話を楽しんだり、コンパートメントのベッドで眠ったりする旅情妄想が同時進行で捗り楽しかったです🚃貴重な人生の大半の時間、脳内を妄想で埋めているぱんぶた。

 

オリエント急行といえば現在、我がさいたまの鉄道博物館で保存中の元お召し列車に、オリエント急行ヘッドマークを特別に装着展示しているのだとか。12月28日まで。

また、箱根ラリック美術館にはオリエント急行のサロンカー(食堂車)実車両が展示されており、車内でお茶とデザートをいただく事が出来ます☕(※当日予約制、事前予約は不可となっている模様)

優雅なティータイムを楽しみに行ってみたいです🍰