前回の記事からの続きです。
正解は、愛宕神社でした。
伊勢へ七度 熊野へ三度 芝の愛宕へ月まいり
十返舎一九作の滑稽本『東海道中膝栗毛』二編上「浮世道中膝栗毛後編」に、
伊勢へ七度熊野へ三度、愛宕さまへは月参(いせへななたびくまのへさんど、あたごさまへはつきまいり)
というのがあるそうです。
それが元になっている俗謡の様です。
出世の石段。
事前に知ってはいましたが、本当に急勾配過ぎて驚きました。
徳川家光公が家臣に、馬にて愛宕山に咲く梅を取って参れと命じられた際、急な階段に誰もが動けずにいたところ、四国丸亀藩の曲垣平九郎(まがき・へいくろう)が見事な馬術で梅を献上し、家光公に讃えられたという故事から。
境内には、こんなパネルも。
前回記事の猫はこの付近にいました。
蝉時雨の中、涼しげな池に鯉が泳いでいました。
もちろん、参拝もしてきました。
ご利益がありますように…。