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まずは1冊目…


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暗黒館の殺人 綾辻行人 1/4冊目を読みました📚

 

まだ話が全然見えてこない状態なのですが、とりあえず現時点でのあらすじ的なものと、ちょこっと感想を書いてしまおうと思います📝

もちろんネタバレするのでご注意ください⚠

 

目次順に…

前口上───今回の館は熊本県の山深い森の中、霧の立ち込める湖に浮かぶ島の上に建っていますよ、という説明。

 

第一部

第一章 蒼白の霧───なにやら心神耗弱している状態の江南君が霧の中、1人車を走らせて暗黒館へと向かっているのですが、車中で正気を保つために考え事をしながら自身のプロフィールを紹介してくれているというサービス(ぱんぶたへの)がありましたよ!

それによると江南君は1964年11月7日生まれ現在26歳独身、身長172cm、体重62kg、血液型B型(えっ、ぱんぶたと一緒!?)なのだそう…コレは後の記憶喪失フラグが立ちましたわ😂

 

第二章 誘いの囁き───時は少し前に遡り…江南君は亡母の四十九日法要の場で大叔父から暗黒館情報を得て、建物だけでも見てみる事にしたものの道中、雲仙普賢岳噴火の影響による大きな地震が発生、車が道をそれ大破してしまう。

しかし怪我を負いつつ暗黒館へたどり着いた江南君はさらなる事故に遭い……可哀想過ぎてツラいです。もうやめてあげて!とっくに江南君のライフはゼロよ!

 

第二部

第三章 墜落の影───暗黒館の現当主である浦登柳士郎(うらど りゅうしろう)の息子浦登玄児(げんじ)、その玄児に招かれてやってきた大学生の「私」こと中也(ちゅうや)君の登場。そうか中也君がこのストーリーの進行役になるのか…江南君はただ傍観者になるのかな。

 

第四章 空白の時間───玄児には幼少期の記憶が欠落しており、中也君には一時的に記憶喪失だった時期がある模様。なんだろう、『人形館の殺人』以来のぼんやりシリーズが再び…な予感。

 

第五章 緋の祝祭───館の応接間に『水車館の殺人』で出てきた幻想画家、藤沼一成(ふじぬま いっせい)の絵画が飾られとる…!

 

間奏曲 一 ───軽率に暗黒館へ探検にやってきた中学生登場、途中で死体発見👀(誰?)

 

第六章 異形の寸劇───中也君、館の隠し通路と、玄児の妹であるシャム双生児の美少女、美鳥(みどり)、美魚(みお)に出会う。

 

第七章 惑いの檻───東西南北にある館に囲まれた中庭に、〈惑いの檻〉と呼ばれる祠のような浦登家の墓がある事が判明。

また、客間に寝かされていた江南君が意識を取り戻すも、事故のショックで声が出せず…記憶喪失+喋れない状態に。

いったい鹿谷(ししや)さんはいつ館に来るんです?早く江南君の残した留守電メッセージを聞いてあげてほしい!!

 

間奏曲 二 ───探検にやってきた中学生、土砂崩れで帰れなくなり夜になってしまったため、湖畔にある屋敷の駐車場と思しき広場まで辿り着き、そこにあった幌付きジープの荷台で一夜を過ごす。

 

第八章 兆しの色───玄児と中也君は屋敷の十角塔(『十角館の殺人』に絡めていると思う)を訪れる。塔には座敷牢があり、そこはかつて記憶を失う前まで、玄児自身が閉じ込められていたのだという。

二人が外に出ると湖の水の色が一部赤茶けた色に変わっていた。幻児曰く「人魚の血、なのさ」(どういう事なのさ?)

 

第九章 午後の無惨───島に橋は無く舟で行き来をしており、その船番である傴僂(せむし)の使用人が舟の事故で命に関わる重症を負う。

事故により舟がなくなった為、陸との往来が不可能な状態に。

また中也君が浦登 清(うらど きよし)少年に出会う。

清少年は九歳にして老人のような見た目の『早老症(そうろうしょう)』という病気で皺だらけの子供。

ぱんぶたと同じヲタク界隈の方はAKIRAだと思っていただければ。

 

第十章 迷宮の調べ───シャム双生児の姉妹がチェスで遊んだり、飼っている猫が『チェシャ』だったり…まるで『黒猫館の殺人』を思わせる上に、からくり時計がオルゴールの音楽を奏でて、こちらは『時計館の殺人』の時計メーカー、古峨精計社(こがせいけいしゃ)製。ここまでのすべての館シリーズを読んでいるとさりげなく話中に出てくる小品に反応してしまいます(笑)

 

第十一章 闇の宴───浦登一族だけに饗される食事会に招待された中也君。

不思議な葡萄酒と、材料のよくわからないペーストを塗り付けるフランスパン、謎のスープ…どれも不味い。

しかし食卓についた皆から物凄い圧をかけられ、半ば強制的に全てをたいらげた中也君…コレもうアレでしょ?人肉なんでしょ?カニバリズムの儀式に知らず参加させられちゃったんじゃないの?どうなんだろう……怖ッ。

まだ読み終わっていないので想像の域を出ないのですが、絶対ヤバいやつだって〜!もう手遅れじゃないの!?

江南君はまだ療養中で良かったかも。

 

また続きも読み終わったら感想書くと思いますので(とはいえ、あと残り3冊あるのですが)、それまでまた👋