最近の読書📕
本屋大賞を受賞というオビに期待しちゃいます。
…でも期待し過ぎたかも知れません。
ネタバレするかも知れませんのでご注意ください。
主人公は、心に傷を負って不登校になってしまった中学生の少女、こころ。
昼間から家にこもっていると、ある日部屋の鏡が光りだし、手をのばすと不思議なお城へ。
そのお城で出逢った狼の面をかぶった少女【オオカミさま】が言う。
「おっめでとうございまーす!あなたは、めでたくこの城のゲストに招かれましたー!」
お城にはこころの他に、6人の子ども達が選ばれていた。
子ども達は城の中で願いの部屋とその鍵をさがしだし、それを見つけられた者はただ一人なんでも願いがかなえられるという。
みたいなカンジの物語です。
面白かったかどうかなのですが、率直にいえば普通でした。
面白くなくはない…と思うのですが、先の展開が先読みできすぎてしまい、ラストも思った通りになり、読んでいて新鮮さが何も無かったのが原因です。
登場人物達の正体?も某アニメ映画の設定にそっくりなので残念ながら最後まで読まなくてもわかってしまいます。(かなり最初の方で既にわかります)
なので実はあの人が…という驚きも感動もありませんでした。
この作品を読んで泣いたというオビ裏に書かれている感想は本当なのかな?と疑わしく思ってしまいます…(´・ω・`)
なんかめっちゃ否定的な事書いてるので本好きな方に怒られそうです。
でもオオカミさま🐺の謎も、先生の事も他のメンバーやそれ以外の事もぜんぶ思った通りのラストだったです。
すこしは意外な部分がほしかったかなと思います。
ので、この本の前に読んだ『屍人荘の殺人』の方が私にはすごく面白かったです\(^o^)/
以上、私の個人的な感想でした。