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食べ歩き多め体重マシマシ

ゆんでめて

読み終わりました!

ゆんで、は初めに何のことか判明したけど、「めて」って何?

と思っていたら、馬手(めて)=右でした。

復習。

弓手(ゆんで)=左。


今回も、全体でひとつながりになった短編集でした。

利根川の河童には、また出てきて欲しいと思いました(今回、初登場)。

一番楽しかったのは、

「花の下にて合戦したる」

でした。

飛鳥山へ若だんなや妖怪達が揃って花見に出かけるお話。

宴会の席で、狸と、王子の狐が化け合戦を始めてしまい、さらには招いていないお客の登場で、皆がバラバラに…!?みたいな感じの内容。

そのお花見の席で、王子は扇屋の玉子焼きが登場するのです!

王子の扇屋というお店、現在も実在します。

王子稲荷の参拝客などの為に、掛茶屋として始まり、やがて割烹料理屋となりますが、現在は老舗料亭の方はなくなってしまい、名物の玉子焼きの販売のみとなっている模様。

玉子を16個使い、30分かけて炭火でじっくり蒸し焼きにした釜焼き玉子は、要予約。

出し巻き玉子と、厚焼き玉子は予約をしなくても店頭で購入可能らしいです。

古典落語にも登場する、有名なお店です。

実は、王子に行かずとも日本橋と新宿タカシマヤに出店しているのだそう…。

今度新宿に行った折には是非とも購入したいと思います☆


…なんか本の感想じゃなくなっちゃった(笑)